建具は伝統的なものから現代の暮らしに合ったものまで、住まいを快適に過ごすための空間つくりにはかかせないものです。
私たちは木が持つ香りや吸湿性などを最大限に生かし、手加工による高い技術で一つ一つ製品化ています。
先人から受け継がれてきた伝統的な技術力を絶やすことなく、持続可能な社会の実現に貢献していきます。
令和4年10月1日
滋賀県建具協同組合 理事長 中森 佳典
人における取り組み
人に優しい天然木材を使用した建具を提供することで、香りによるリラックス効果や木材の湿度調整機能によりお客様の住環境を豊かにし、住居に住まう全ての人に健康的で快適な生活を提供します。
技術力の研鑽に努め、次世代へ確かな技術を継承するとともに、体験授業等を通じて子供たちに本物の木に触れる機会を創出し、日本のDNAである「木の文化」の伝承に寄与します。
男女問わず活躍する場を積極的に提供することで、業界として多様な人材の確保に努めます。
建具屋としての
取り組み
木製の良さや技術力を活かした付加価値の高い製品を提供し、組子技術の伝承など文化的に意義のある取組みによって働きがいを創出します。
釘を使わずに木片を組み合わせて幾何学模様を描く美しい組子細工の高い技術を提供することで、新たな事業創出、技術転用の可能性を模索します。
伝統的技術とユニバーサルデザインを融合した建具製作を通じて、人に優しい住まいづくりに寄与します。
建具の製作過程で生ずる木くずを、二次利用可能な業種に提供し有効活用してもらうことで、持続可能な循環型社会の構築に努めます。
地域における取り組み
化学物質やアレルギー物質を含まず耐久性にも優れた木材建具を提供することで、安心・安全な住まいづくりに貢献します。
日本の気候に即した自然由来の断熱及び遮熱の効果をもつ建具の良さを通じて、過ごしやすい住まいの実現や冷暖房使用量の低減に寄与します。
建具の原材料に国内産木材を積極的に使用していくことで、林業の活性化を目指し、山林の適切な維持管理によって多様な生態系の維持に貢献します。
各種関係団体とのパートナーシップを活用し、新たな視点で持続可能な社会に資する製品を生み出し、連携先とともに発展することを目指します。
SDGs宣言後、広くPRするために広報グッズを作成しました
リーフレット
建具のお仕事とは?建具のSDGsとは?何か?
年代を問わず理解してもらえるようにイラストや写真を使用し説明している
ポスター
SDGs行動宣言文を表現を変えてポスターにした
リーフレットに掲載したイラストも取り入れて宣言したことを知ってもらおう
タペストリー
リーフレットに掲載したSDGsのイラストのみを、テント地のシートにしました
小中学生など、ものづくり教室や、ものづくりマイスター事業の出前授業などのイベントで活用します
イラストを見ながら、リーフレットをもとにして建具の職業のことや建具のSDGsについてお話しています
(写真は県内中学校での出前授業の様子です)
マグネットシート
街中を走行しながらPR!宣言した11項目とSDGsマーク
「自然の循環とともに」を取り入れた、車載用のマグネットシート
使い方は自由に
多くの方に組合の存在、そして持続可能な社会の実現に貢献していることを知ってもらいたい